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【Google Workspace Updates】管理者向け新機能!Google Chatの全スペースを管理しよう!

Google Workspaceのアドミンコンソールに、Google Chatのスペース管理機能が追加されました。今回のアップデート内容について、詳しく解説していきます。

更新内容

Google Workspace Updatesで公開された「Manage all Spaces in your organization through the Admin console」の機能では、Google Chatにおけるスペース管理を行うための新しいセクションが導入されました。

管理者は、ドメイン内のすべてのスペースのリスト、そのスペースのメンバー、およびメンバーの役割を追加または変更するなどのアクションを実行できます。

管理者は、IDや名前に基づいて特定のスペースを検索し、それぞれのスペースのメンバーを確認したり、追加したり、新しいスペースマネージャーを割り当てたりすることができます。

さらに、スペース管理ツールを使用すると、組織でスペースがどのように使用されているかを理解するための情報を提供することができます。これには、スペースのメンバーの数、スペースでの会話履歴のオン/オフ、スペースの共有許可などが含まれます。

この機能は、すべてのスーパー管理者にデフォルトで利用可能です。委任された管理者は、「チャットとスペースの会話の管理」の役割を持っている必要があります。

管理者の役割については、ヘルプセンターを参照してください。

管理者は、管理コンソールで「アプリ」>「Google Workspace」>「Google Chatの設定」>「スペースの管理」に移動して、スペースの管理についてもっと学ぶことができます。

一方、エンドユーザーには行動が必要ありません。この機能はすべてのGoogle Workspaceの顧客に利用可能であり、2023年5月8日以降順次展開されます。

利用シーン

利用シーン

この機能は、Google Chatのスペースを管理する全ての管理者に向けられています。特に、組織内でスペースを多く使用する企業や団体において重宝されるでしょう。

例えば、あなたの企業には異なる部署があり、それぞれ異なるスペースを使用しているとします。管理者は新たなメンバーをスペースに追加したり、役割を変更したりする必要があるかもしれません。

また、スペースの履歴を確認して、過去に発言した内容を振り返ったり、必要な場合はメンバーを削除したりする必要があるかもしれません。

他にも、柔軟なシェアリング機能を持つスペースを使用することで、商談やプロジェクト管理などの重要なコミュニケーションを円滑かつ迅速に行うことができます。

しかし、その一方で管理者は、そのスペースでの会話の履歴や内容が社内外に漏れないよう、同時に適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

管理者はこの新しい機能を使用することで、スペース全体をスムーズに管理し、組織の生産性とセキュリティを向上させることができます。彼らには新しいメンバーを招待する権限があり、スペースにいる各メンバーの役割を認識することもできます。

この機能は、管理者が簡単にスペースを検索し、必要なメンバーを素早く追加し、危険な会話履歴を避けることができるようにすることで、チャットの新しいレベルのセキュリティとパフォーマンスを提供します。

リリース日

この機能は、2023年5月8日にGradual rolloutによるリリースが開始され、Google Workspace全エディションの顧客に利用できます。

まとめ

Google Chatのスペース管理ツールが強化されることは、管理者が組織内でのコラボレーションに関する重要な役割を果たしていることを示しています。

この新しい機能は、管理者がスペースの情報や利用状況をより詳しく把握できるようになり、組織全体を生産的かつ安全に運営することができます。

ソース記事:Manage all Spaces in your organization through the Admin console

最後までお読みいただき、ありがとうございました。