Googleは、オンライン会議ツールであるGoogle Meetにおいて、新たに待機室機能を導入することを発表しました。この機能により、会議の主催者または共同主催者は、参加者を通話に入る前に待機室に置くことができるようになります。
この待機室は、会議の混乱を防ぎ、参加者を招き入れる前に準備する時間を確保する目的で設計されました。待機室にいる参加者は、正しい場所にいることを知らせるメッセージが表示され、間もなく通話に追加されることを知ることができます。
これにより、全員が適切なタイミングで会議に参加し、より円滑で生産的なディスカッションが期待できます。具体的には、主催者や共同主催者は以下のことが可能となります：- 会議が始まる前に待機室を有効化- 参加待ちのユーザーに対する参加許可や拒否- 待機室の参加者に一方向のアナウンスを送信- 必要に応じて既存の参加者を待機室に戻すこの機能は、取締役会議、面接、親と教師の会議、クライアントとのミーティングなど、参加者とメイングループに参加する前に個別に話をしたいシーンで特に活用できます。
Googleカレンダーイベントを作成する際に待機室を簡単に有効化できるため、参加予定者に明確で歓迎された体験を提供できます。管理者向けに、この機能はエンドユーザーにはデフォルトでオフになっていますが、ドメイン、組織、グループレベルで設定を変更できます。
エンドユーザーである会議の主催者や共同主催者はGoogleカレンダーのイベントを作成または編集する際に待機室を有効にすることができます。詳細な利用方法については、ヘルプセンターをご覧ください。
この待機室機能は、ビジネス標準およびプラス、エンタープライズ標準およびプラス、エンタープライズ エッセンシャルおよびエッセンシャルプラス、教育プラスおよびティーチング＆ラーニングアドオン、Workspace個人加入者向けに提供されます。
リリースは2025年10月23日から段階的に展開されます。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。
