Googleは、グループの管理者が特定のセキュリティグループや非セキュリティグループに「Groups Editor」と「Groups Reader」という新しい役割を割り当てられる機能を正式にリリースしました。
これにより、グループ管理者は全てのグループへのアクセス権を持つ一方、編集者やリーダーの役割には特定の条件に基づいてセンシティブなグループへのアクセスを制限することができるようになります。
この新機能は、特に大規模な企業や教育機関で役立つことでしょう。例えば、組織内の異なるプロジェクトチームや部門間での情報共有において、必要に応じたアクセス制限を設けることで、情報のセキュリティを強化することが可能です。
また、これにより管理者の負担を軽減し、業務の効率化も期待できます。この機能は、「Google Workspace Enterprise Standard」、「Enterprise Plus」、「Education Plus」、「Education Standard」で利用可能となっており、迅速リリースおよびスケジュールドリリースドメインでは、2024年12月12日より1〜3日以内に全てのユーザーに機能が見えるようになる予定です。
管理者は、Cloud Identity Groups APIまたは管理コンソールを通じて、これらの新しい役割をグループに割り当てることができます。
さらに詳しい情報は、Google Workspaceのヘルプセンターや開発者向けドキュメントに掲載されていますので、ご確認ください。