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シートでの数値ペーストの改良、署名と暗号化証明書の更新、証明書ミスマッチの許可

Google Sheetsにおける数値ペーストの改良

GoogleがGoogle Sheetsにおける数値のペースト機能を改善しました。

これまでは「ペースト特殊 > 値のみ」を使用して数値をペーストすると、元のセル範囲からのテキストのみがペーストされました。つまり、日付の「9/21/2023」をペーストした場合、日付のシリアル番号「45190」がペーストされてしまうなど、元の数値形式と異なる形に変わってしまう問題がありました。

この機能改善により、「ペースト特殊 > 値のみ」で数値をペーストする際には、値と数値形式が含まれるようになり、シートでの作業中に数値が元の形式を保つようになりました。

これにより、データの取り扱いがよりスムーズになり、エラーの発生を減らすことができます。

Gmailで署名と暗号化メッセージに異なる証明書の適用

もしもあなたの組織が署名と暗号化に自身の証明書を使用している場合にはこのアップデートが便利です。

Gmail CSE APIを使用して、各ユーザに異なる暗号化証明書と署名の公開証明書をアップロードすることができるようになりました。これにより、企業や団体が必要とする高度なセキュリティ管理が可能になり、セキュリティレベルの向上が期待できます。

証明書のミスマッチを許可

ユーザーの証明書に関連付けられたメールアドレスがプライマリのメールアドレスと一致しないとき、これを証明書のミスマッチといいます。

過去にはこのミスマッチがあると、メールを読むことが難しかったのですが、新たなアップデートにより管理者が証明書のミスマッチを許可できるようになりました。

ただし、この設定は絶対に必要な場合に限り許可することが推奨されています。事実上、これは企業のセキュリティ対策として重要なアップデートです。

参照元サイト:Google Workspace Updates Weekly Recap – September 29, 2023

最後までお読みいただき、ありがとうございました。