Googleは、データ保護ポリシーが適用されたドキュメント、スプレッドシート、スライド、ファイルに対して、ユーザーがどのアクションが制限されているかを視覚的に知らせる新機能をベータ版で提供開始しました。
これにより、データ保護ルール（DLPルールや信頼ルール）に従ったセキュリティ制限が適用されているコンテンツを使用しているユーザーに対して、その制限内容を事前に通知することが可能になります。
例えば、データ損失防止（DLP）が適用されたドキュメントに触れる際には、ユーザーに対してシールドアイコン、バナー、サイドパネルを通じて制限事項が表示されます。
この新機能の主要なメリットは、ユーザーが自身の行動が制限されている理由を明確に理解できる点にあります。セキュリティポリシーが設定されている際、どのアクションが許可されていないかが視覚的に表示されるため、無駄な操作を減らすことができます。
なお、この機能は特定のGoogle Workspaceエディション（詳しくはBusiness Starter、Standard、Plusエディションなど）に対応しています。
現段階ではベータ版として提供されており、利用希望の顧客は専用フォームを通じてこの機能を有効にすることができます。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。
