Google Meetの「コンパニオンモード」機能が、AndroidとiOSデバイスにおいても利用できるようになりました。これは非常に便利な機能で、会議室にいる参加者とリモートのチームメンバーをシームレスに接続し、インタラクティブな機能とコントロールへアクセス可能にするものです。
これまでのデスクトップやラップトップでの利用が主でしたが、今回のアップデートにより、スマートフォンやタブレットでも同じ経験をすることができます。
これは、例えば会議室でのスペースが限られていたり、全体会議やタウンホールミーティングなど大規模な対面会議でさりげなく参加を行いたい時に特に有用です。
モバイルデバイスを使うコンパニオンモードでは、以下のようなことが可能になります:- 会議室にチェックインして自分の名前を表示する。- 話者を遮ることなく絵文字リアクションを共有する。
– 発言したいときに手を挙げて示す。- ミーティング中にキャプション(字幕)を利用して発言内容を視覚的に確認する。- 他の参加者とチャットメッセージを交換する。
– 提示されたコンテンツを表示・拡大し、プレゼンターの内容に簡単に追従する。また、会議室と参加者との関連性を示すために、モバイルでのチェックイン機能を使用することで、他の出席者にあなたの名前と参加している会議室を見やすく表示することができます。
この機能は、Google Workspaceの全ユーザー、Google Workspace Individualの顧客、さらには個人のGoogleアカウントのユーザーにも提供される予定です。
管理者はこの機能に対する特別な管理操作を行う必要はなく、エンドユーザーはあらかじめ設定された機能として利用が開始できます。会議のウェブ版にて、ミーティング開始前のグリーンルームからコンパニオンモードで参加可能です。
Google Meetのコンパニオンモードに関する詳細は、Google ヘルプセンターまたはビデオガイドで確認できます。音声やマイクは自動的に無効になるため、フィードバックを防ぐためには会議室のハードウェアを利用することをお勧めします。
新しい機能は、数週間のうちに順次展開されていきますので、ご利用になる際はデバイスのビルドが指定の最小要件を満たしているかご確認ください。モバイルでの新たなコミュニケーションスタイルを是非活用して、ハイブリッドワークの利便性を高めてみてはいかがでしょうか。