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教師のためにグレーディング設定を中央で管理できるようになりました

Googleは、管理者が教師のためにグレーディング設定を統一してGoogle Classroomに適用できる機能を発表しました。管理者コンソールから中央で設定することで、教師が新しいクラスを作成する際にこれらの設定が自動的に適用されます。

この新機能により、管理者はグレーディング期間、グレーディングカテゴリー、グレーディングスケールのデフォルト設定を中央で設定できるようになりました。

これにより、教師が新しいクラスごとに手動で設定を入力する手間が省け、一貫性のある評価が行えるようになります。このアップデートは特に、評価基準を統一したい教育機関や、複数の教師が協力して同じカリキュラムを教える状況において非常に有用です。

中央管理による設定が自動的に新しいクラスに反映されるため、管理者と教師の両方にとって時間の節約となります。## 導入方法この機能はデフォルトではオフとなっており、管理者コンソールの「アプリケーション > Google Workspace > Classroom > デフォルトの評価設定」からOUレベルで有効にすることができます。

重要なポイントとして、管理者が行った設定変更は新しいクラスにのみ適用され、既存のクラスには影響を与えません。教師は、自身のクラスに対してこれらの設定を編集または削除することが可能ですが、その変更は他のクラスや管理者コンソールには反映されません。

## ロールアウトスケジュールこれらの設定は段階的に展開される予定で、具体的なロールアウトスケジュールは以下の通りです:- グレーディング期間:2024年7月31日から最大15日間- グレーディングカテゴリー:2024年8月7日から最大15日間- グレーディングスケール:2024年8月15日から最大15日間この機能はGoogle WorkspaceのEducation Plusユーザーに対して提供されています。

詳細については、公式ヘルプセンターをご参照ください。教育機関全体の評価基準を統一し、教師の負担を軽減するために、この新機能を是非活用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。