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オーディットと調査ツールの権限割り当てがアプリケーション毎に設定可能に

Google Workspaceのオーディットと調査ツールにおいて、管理者が特定のアプリケーション(例:AdminやDriveのログなど)に対する監査データへのアクセスレベルをアプリ毎に制限できる新機能が追加されました。

この更新により、管理者は不要に広範なアクセスを与えることなく、彼らの対象範囲に関連するアプリにのみアクセスを提供することが可能となり、セキュリティ管理をより緻密に行うことができるようになります。

たとえば、特定の部署の担当者がDriveに関連する監査データのみを閲覧できるように権限を設定し、他のアプリケーションの情報にはアクセスできないようにすることが可能です。

これは、権限の不適切な配布を防止し、必要な人にのみ必要な情報へのアクセスを提供することによって、企業の情報管理を強化します。管理者にとっては、より細分化された権限管理が可能になるため、社内の情報セキュリティに対する責任を正確に分担させることができます。

これにより、組織全体の運用の安全性・効率性が向上することが期待されます。この機能は、2024年4月4日から順次ロールアウト開始され、4月30日までに完了予定です。

すべてのGoogle Workspace顧客が利用可能となっており、利用に際してはGoogle Workspace管理者ヘルプセンターでさらに詳しい情報を確認することができます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。