News

クライアント側暗号化されたExcelファイルをGoogleシートへ簡単インポート

Google Workspaceは、セキュリティを重視した重要な新機能を発表しました。これにより、クライアント側で暗号化されたExcelファイルをGoogleシートへインポートし、変換することが可能になりました。

外部のステークホルダーやチームメンバーとの共同作業時に、GoogleシートとMicrosoft Excelを行き来することがよくありますが、このアップデートはそのような作業をスムーズにするだけでなく、クライアント側暗号化によるプライバシー保護のメリットを提供します。

利用者は自身の暗号化キーと、それらを認証するためのIDサービスを直接コントロールできるのです。この機能は、2023年8月にオープンベータテストとして既にアナウンスされていました。

ここでいくつかの詳細な点が押さえられており、.xlsx形式のExcelファイルのみがインポート可能であり、その他のExcelまたは表形式ファイルタイプはサポートされていません。

インポート時には、SheetsがサポートしていないExcelの機能は無視されます。また、ファイルサイズの上限は10MB、インポートできるセル数の上限は1000万セルです。

管理者は、ドメイン、組織単位、およびグループレベルでクライアント側の暗号化を有効にすることができ(管理コンソール > セキュリティ > アクセスとデータのコントロール > クライアント側の暗号化)、この設定を行う際にGoogleのヘルプセンターでより詳しく情報を得ることができます。

そしてエンドユーザーにとっては、自分たちの管理者がクライアント側の暗号化を有効にしていれば、Googleのヘルプセンターで暗号化されたファイルの扱い方を学ぶことができます。

新機能のロールアウトは、2024年2月26日から段階的に行われ、Rapid Release及びScheduled Releaseドメインでの機能が徐々に表示される予定です。

この機能は、Google Workspace Enterprise Plus、Education Plus、およびEducation Standardの顧客にご利用いただけます。

参照元サイトでさらに詳しい情報をご覧いただけますので、是非チェックしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。