Googleは、AppSheetのユーザー管理を今まで以上に簡潔かつ効率的に行うための新機能「AppSheet Organizations」を導入しました。
この機能は、管理者が組織内の全チームを管理し、チーム管理の責任をチーム管理者に委任できるようにするものです。これにより、管理者は組織内のチームやメンバーの階層関係を一元的に把握し、以前はサポートチームを通じて手動で行う必要があった変更を、自サービスツールを使って容易に実施できるようになります。
組織レベルでのポリシーを作成・管理し、全チームに適用することができると同時に、個々のチームポリシーの管理も可能です。新しいチームを必要に応じて作成し、独自の管理者、ユーザー、ポリシーを設定することもできます。
さらに、任意のユーザーに対してチーム、ルート、または組織の管理者ロールを独立して割り当てたり取り除いたりすることが可能です。新規及び既存のAppSheet Organizations利用者にとって、Google認証を通さないプライマリやセカンダリドメインのユーザーも、グループベースのチームと共にドメインベースのチームに表示され、Google認証を通じたユーザーと同じポリシーとチーム設定の対象となります。
「AppSheet Organizations」の導入により、管理者はユーザーやポリシー管理の手間を減らし、よりスムーズな環境運営を実現できるようになるでしょう。
この機能は、ドメイン認証された組織を持つGoogle Workspace顧客とAppSheet Enterprise Standard、AppSheet Enterprise Plusユーザーに利用可能です。
詳細な情報や組織のリクエスト方法については、ヘルプセンターをご覧ください。