Googleは、メール送信者と受信者の信頼を強化するためのBrand Indicators for Message Identification(BIMI)に関する新しいアップデートを発表しました。
今回のアップデートでは、Common Mark Certificates(CMC)という新しいタイプのBIMI証明書がサポートされるようになりました。
この機能は、特許登録されたブランドが不要なため、より多くの送信者が利用できるようになります。これにより、CMCを使用する送信者は、自身のブランドロゴを表示させることができますが、Gmailが表示する「認証済み」チェックマークはありません。
しかし、BIMIにより認証されたチェックマークは、ウェブ版Gmailだけでなく、AndroidおよびiOSのGmailアプリでも表示されるようになりました。
この新機能は、メール認証の強化を通じてスパムの判別を容易にし、ユーザー体験の向上を図るものです。企業がBIMIを活用することで、ブランドの信頼性を高め、より安全なメールエコシステムを構築することが可能です。
BIMIを利用するには、DMARCの導入とVMC(Verified Mark Certificate)の取得が必要ですので、詳細はGoogle Workspaceのヘルプセンターや公式ブログを参照ください。
アップデートの詳細については、公式サイトにてご確認ください。