GoogleはGoogle ドライブにおいて、フォルダーを特定のユーザーに限定することができる新機能を一般公開しました。この機能は、共有ドライブとMy Driveフォルダーの両方で利用可能です。
以下では、どのようなケースでこの機能が役立つかをご紹介します。
My Driveの限定アクセスで情報共有をコントロール
My Driveのフォルダーに限定アクセスを設定することで、企業内で特定のフォルダーを見せるユーザーを細かく管理することができます。
たとえば、プロジェクトごとに異なるチームメンバーが関わっている場合、各プロジェクトフォルダーにそれぞれのメンバーにのみアクセスを許可し、情報の混在を避けることができます。
共有ドライブでの柔軟な管理
共有ドライブの管理者およびコンテンツ管理者は、特定のユーザーだけがフォルダーを開けるように設定できます。
一般のアクセス権を持つユーザーにはフォルダーの存在だけが見えるので、必要な際にアクセスをリクエストする形になります。この仕組みにより、複数のアクセスレベル用にフォルダーを分ける必要がなく、ひとつの共有ドライブ内で効率的に管理を行えます。
APIの改良で開発者もサポート
Driveの公開APIが改善され、新しいアクセス設定に開発者が対応しやすくなりました。この変更により、2026年のアクセス制限方法の切り替え時に、予めAPIに適応しておけば動作が変更される心配がなくなります。
このように、Google ドライブの新しいアクセス機能は、情報の安全性を保ちつつ、効率的なプロジェクト管理やチーム内での適切な情報共有を可能にします。
詳細については、参照元のサイトを確認してみてください。


