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Google Chatがますます便利に!前のメッセージを引用できる新機能が登場!

Google Chatで全ユーザーが利用可能となる機能が追加されました。以前のメッセージを引用して返信をすることができる「Quote a previous message」機能です。

今回はこの機能について、使い方や利点について詳しく解説していきます。

更新内容

Google Chatの新しい機能「Quote a previous message in Google Chat」が導入されました。これは、以前に送信されたメッセージを引用して、新しい返信メッセージに織り込むことができる機能です。

ダイレクトメッセージ、グループメッセージ、スペース(インラインスレッドが構成されている場合)で利用可能です。

この機能は、ユーザーが以前のメッセージへの参照を直接的に行い、メッセージ応答に文脈を提供することができます。メッセージ応答がメインのメッセージストリームに表示される場合に、人々はメッセージ引用を使用することがあります。

これは、メッセージの応答が別個のスレッドに表示されるインラインスレッドと比較した場合です。

この機能を利用するためには、引用したいメッセージを選択し、返信を入力する際に、「引用」というボタンをクリックする必要があります。この機能は、Google ChatのWebおよびモバイルで利用可能です。

この機能の制御には、管理者の制御は必要ありません。ユーザーがメッセージを引用すると、引用は引用元のメッセージに戻るリンクとして表示されます。この機能は、2023年5月4日から段階的に展開され、15日以内に表示されます。

この機能は、Google Workspace全体のカスタマー、旧G Suite BasicおよびBusinessのカスタマー、そして個人のGoogleアカウントのユーザーにも利用可能です。

この機能のオンについての詳細については、Googleヘルプセンターをご覧ください。

利用シーン

この機能は、グループでの会話やビジネス上のライブチャットなどで特に有用です。例えば、会話が進んでいる中で、何度か話題が変わってしまい、その話題に戻った際に、以前の発言から始めたいと思った場合や、自分の発言がどのような背景や前提条件で述べられたものであったかを説明したい場合に便利です。

また、複数のグループで同時並行的に会話をしている場合にも、それぞれの会話に対して、この機能を使うことができます。これにより、会話の内容が混同されることなく、より効率的にコミュニケーションを取ることができます。

リリース日

2023年5月4日からGoogle Workspace Updatesで提供される、Google Chatで前のメッセージを引用する機能のリリーススケジュールは、Rapid Releaseのドメインでは2023年5月4日から、Scheduled Releaseのドメインでは5月18日から、それぞれ最大15日かけて徐々に展開されます。

この機能は、Google Workspaceの全てのエディション、およびG Suite BasicとBusinessの旧エディション、個人Googleアカウントで利用できます。

まとめ

お互いに関係性を持ちながら変化していくチャットの中では、前のメッセージに対しての関連性が重要です。Google Workspace Chatでの返信時に引用する機能が追加されることで、よりスムーズなコミュニケーションができるようになります。

返信を書く際に適切な参照元を簡単に示せるため、個人やビジネスの両方において非常に有用です。

ソース記事:Quote a previous message in Google Chat

最後までお読みいただき、ありがとうございました。