移動中や素早い連絡を取りたい際にも役立つGoogle Chatのユーザー体験をさらに向上していくため、Googleはモバイル版Google Chatに音声メッセージ機能を導入しました(Web版のサポートは間もなく提供開始予定です)。
タイピングする手間を省き、より多くの情報を簡単に伝えることができ、メッセージの受け手にとって重要な情報を強調できる特長があります。多くのユーザーから要望があり、効果的なコミュニケーションを支援する機能として期待されています。
今後数ヶ月の間には、送信された音声メッセージの文字起こし機能も有効になる予定です。管理者はこの機能をドメインまたは組織単位で無効にすることができますが、デフォルトではONに設定されています。
Google VaultやGoogle Takeout、セキュリティ調査ツール(SIT)では、音声メッセージは他のチャットメッセージと同様に添付ファイルとして扱われます。
利用者は、モバイルデバイス(AndroidやiOS)上で、ダイレクトメッセージ、グループチャット、スペースに対して音声メッセージを送信可能で、Webを含むすべてのプラットフォームで受信することができます。
録音するには、マイクアイコンをタップして話し始めると、音声の波形が可視化されるのが見られます。録音時間も表示されるので、どれくらい録音したかが一目でわかります。
録音したメッセージはプレビューが可能で、その後送信するか、必要に応じて削除して再度録音を行うことができます。音声メッセージは、引用やリアクションを追加したり、スレッドに返信するなど、他のチャットメッセージと同じように操作することができます。
この新機能は、Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus, Enterprise Standard, Enterprise Plusを利用しているすべてのユーザーに利用可能です。
”Google Chatで音声メッセージを送る方法”については、ヘルプセンターをご覧ください。