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Google Chat APIの新機能により、管理者のスペース管理が劇的に効率化

Googleは、Google Chatの管理をさらに強化する新たなAPI機能をDeveloper Preview Programを通じて公開しました。

これらの機能は、プレビュープログラムに登録しているユーザーに利用可能となっています。管理者や開発者たちが、組織内のスペース管理を大規模で迅速に実行できるようになるというものです。

スペースの監査が可能に

組織内のすべてのスペースに関する詳細情報を一覧として取得し、CSVファイルにエクスポートすることで、より詳細な分析や監査が行えるようになります。

これにより、スペースの設定やメンバー数、履歴の状態、外部メンバーの招待可否などが一目でわかるようになります。

非アクティブスペースの一括削除

特定期間だけ関連するプロジェクトのために作成されたスペースが、活動のない状態で放置されることがありますが、これによって組織内がごちゃごちゃしてしまうことがありました。

新しいChat API機能を利用することで、非アクティブまたは使用されていないスペースを簡単に検出し、削除することが可能です。ただし、定期的なイベントごとに設けられたスペースなど、アクティビティが少ないからといって削除してはいけないケースでも、スペース管理者を特定し、続けるかどうかを確認することができます。

ユーザーのオンボーディングとオフボーディング

新しいユーザーが組織に加わった時に、関連するすべてのスペースに自動的に加入させることができるようになります。

また、組織を離れるユーザーや役割が変わったユーザーを、不要になったスペースから迅速に削除することも可能です。

外部メンバーの監査

組織のデータへのアクセスを監視し、コントロールするために、特定のユーザーやユーザーグループのスペースメンバーシップを監査することができます。

Google Chat APIを利用して生成されたメンバーのリストとPeople APIからの情報を組み合わせることで、外部メンバーの特定が可能になり、必要に応じて特定のユーザーを組織の会話から削除することができます。

このように多様な管理機能が追加されたことで、スペースの整理整頓やセキュリティ管理が大幅に改善されます。今後もさらに多くの管理機能が導入される予定であるため、Workspace Updates ブログで最新情報をチェックしてください。

ぜひ参照元のサイトで、これらの新しい機能について詳しく確認してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。