GoogleはGoogle Driveにおけるアクセシビリティ向上の一環として、キーボードの先頭文字ナビゲーションを可能にすると発表しました。
この機能を使うことで、ユーザーはDrive内のアイテムリストを簡単かつ迅速にキープレスでナビゲートすることができるようになります。ファイルリストを移動する際に、ファイル名の初めの文字(もしくは複数文字)を押すとそれらの文字で始まるファイルへと焦点を移すことができます。
同じ文字を再度押すと、その文字で始まる次のアイテムへとナビゲートされます。この新機能は、特に大量のファイルを管理しているユーザーや、スクリーンリーダーや点字デバイスなどを使用している障がいを持つユーザーにとって、より効率的な作業を可能にします。
また、新しいマルチキーのショートカットにも切り替わり、Driveのメニューやツールバー上でのホバー表示にてショートカットを確認できるようになります。
既にDrive内でバナー通知や設定メニューを通じて新しいショートカットにオプトインすることができ、2024年8月1日にはすべてのユーザーに対して自動的に先頭文字ナビゲーションへの更新が適用されます。
Google Workspaceの全てのお客様、個人利用者のGoogleアカウントにもこの機能は提供されます。詳細や利用方法に関しては、Googleのヘルプセンターにアクセスして、Google Driveでのキーボードショートカットやスクリーンリーダーの使用方法について学ぶことができます。
これにより、Google Drive上でのファイル操作がより使いやすく、アクセシブルな環境が整ってきていることがうかがえます。