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Google Meetで作成されたファイルをGoogle Drive APIで簡単にアクセス可能に

Googleは新たにGoogle Drive APIに「drive.meet.readonly」というOAuthスコープを導入しました。このスコープにより、ユーザーのGoogleドライブに保存されたGoogle Meetで作成・編集されたファイル(会議のトランスクリプト、ノート、録画ファイルなど)に対して、読み取り専用でアクセスとダウンロードが可能になります。

この新しいスコープの導入により、アプリが過剰に広範なDriveアクセス権を持つことなく、必要なファイルだけにアクセスできるようになります。この機能は特に以下のようなケースで役立ちます:1. **教育現場や企業における会議記録の管理**会議のトランスクリプトや録画ファイルが簡単に取得できるため、後から会議内容を確認しやすくなります。

2. **開発者や管理者の効率化**特定の用途に限定したアプリを作成する際に、必要最低限のアクセス権を設定することでセキュリティリスクを低減できます。

このアップデートは2024年7月11日から順次展開され、全てのGoogle Workspaceユーザーが利用可能です。詳しい設定方法については、公式のデベロッパー向けドキュメントをご参照ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。