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Google VaultでGeminiアプリのサポート開始

Googleは、Google Vaultで新しくGeminiアプリ(gemini.google.com)のサポートを開始しました。これからは、管理者がVaultを使用して、Gemini内でのWorkspace会話をeDiscoveryタスクとして検索し、その結果をエクスポートすることが可能になります。

具体的には、次のようなアクションが可能です。Geminiアプリ内のデータに対して、ユーザーや日付などの多数のフィルターを用いたプロンプトとレスポンスの検索ができます。

また、ユーザーグループまたは最大5000の単位組織(OUs)を対象に検索することが可能です。さらに、UIまたはAPIを通じて、上記の検索結果をXML形式でエクスポートすることもできます。

このアップデートにより、管理者は重要なWorkspaceアプリ(Gmail、Drive、Docs、Sheets、Slides、Chat、Calendar、Meetなど)のeDiscoveryを一元管理できるようになり、Geminiでの共同データに関する規制及び法的なeDiscoveryニーズに対応しやすくなりました。

さらに、保存、保持、プレビュー、リテンションや訴訟ホールドといった情報ガバナンスやホールドの機能については、今後のリリースで追加される予定です。

対象となるのは、Google Workspace Business Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plusの各プランに加え、Vaultアドオンライセンスを持つ顧客です。

更新情報や詳細な使い方については、ヘルプセンターを参照してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。