Google Workspaceの新着アップデート！Microsoft Outlookとの連携がより便利になります

今回のGoogle Workspace Updatesで、Calendar Interoperabilityに関する改善が発表されました。異なるカレンダーシステムでの予定の共有や更新などもスムーズに行えるようになり、働き方の多様化に合わせた便利な機能となっています。

本記事では、具体的にどのような改善があったのか、どういったシーンで活用することができ、どのような効果が期待できるのかについてご紹介します。

更新内容
利用シーン
リリース日
まとめ

更新内容

今回公開された機能は、カレンダー相互運用性のさらなる改善になります。場所や時間帯を超えてスケジュール調整を行う際に、カレンダー機能が重要な役割を果たします。

カレンダー相互運用性は、さまざまなカレンダーシステムを使用するユーザーに対して正確な情報を提供するために必要不可欠な要素です。つまり、どのカレンダープラットフォームを利用しているかに関わらず、生産的な時間管理やスケジュールの共同管理が可能となります。

このたび、Microsoft Outlookを利用しているユーザーでも、同じメールアドレスでGoogleカレンダーを所有している場合には、Googleカレンダーの招待状やRSVPがOutlookで受信できるようになりました。

また、Googleカレンダーで作成した招待状に対し、Microsoft Outlookに自動的にデフォルトの会議リマインダーが生成され、Outlookを使用するゲストがイベントを見逃さないようになっています。

さらに、Googleカレンダー以外のカレンダーでリピートされるイベントも、Googleカレンダー内でより系統的かつ正確に更新されるようになりました。

この機能の利用にあたっては、管理者やエンドユーザーは何もアクションを必要としません。自動的にアップデートが反映されます。Microsoft Outlookのユーザーの予定表や会議室の空き時間を確認したい場合は、カレンダー相互運用に関するヘルプセンターをご覧ください。

この機能はすべてのユーザーにとってすでに利用可能です。

この機能は、Google Workspaceのすべての顧客、またはレガシーG Suite BasicおよびBusinessの顧客、個人用Googleアカウントを持つユーザーに利用可能です。

カレンダー相互運用のセットアップや詳細については、Google Workspace管理者ヘルプやGoogleヘルプを活用してください。

利用シーン

Google Workspaceのカレンダー機能におけるインタープロタビリティの改善は、場所や時間帯を超えて仕事をする上で非常に重要です。この機能は、異なるカレンダーシステムを使用するゲストにイベントが正確に伝達されるようにすることで、さまざまなカレンダープラットフォームを使っても生産的に時間を予定し、スケジュールを共同管理できることを可能にします。

この機能は、Microsoft Outlookを使用していて、同じメールアドレスでGoogleカレンダーを持っている場合に便利です。また、Microsoft OutlookのユーザーはGoogleカレンダーからの招待状とRSVPをOutlookで受け取ることができ、Googleカレンダーで作成された招待状の場合は、Microsoft Outlookにデフォルトのミーティングリマインダーが生成され、Outlookを使用しているゲストがイベントを逃さないようにすることができます。

この機能は、非Googleカレンダーの定期的なイベントがGoogleカレンダーでよりシステマティックかつ正確に更新されるようにするためにも役立ちます。

例えば、顧客や外部のパートナーと共有するイベントがあります。

この機能は、個人のGoogleアカウントを持つユーザーだけでなく、すべてのGoogle Workspaceおよび既存のG Suite BasicおよびBusinessカスタマーに利用可能であり、管理者やエンドユーザーは追加のアクションを必要としません。