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Google Workspace for Educationが「Gemini」で教育界のAI活用を加速

Google Workspace for Education向けに新たなAI機能を実装した「Gemini」が、2024年5月23日より提供開始されます。

教育機関の皆さんにとって、これは教育現場におけるAIの活用を一層進める大きな一歩と言えるでしょう。「Gemini Education」と「Gemini Education Premium」という2種類の有料アドオンが登場し、教師や生徒たちがWorkspaceアプリ内で最先端のAIモデルを駆使することが可能になります。

Gemini Educationで授業準備が簡単に

月間使用制限付きの低価格プランであるGemini Educationは、Googleドキュメントで空白ページから授業計画や助成金の提案書を作ったり、シートで専門家向けの会議のアジェンダを作成したりするなど、効率的な教育活動が推進されます。

さらに高度なGemini Education Premium

Gemini Education Premiumは、AIによる会議中のノート取りやまとめ、データ損失防止を強化するなど、より高度な機能を搭載。

会議やプレゼンテーションを生き生きとさせ、視覚的に表現する力を持っています。これにより、教師や生徒が協力して魅力的な学習コンテンツを作成するプロセスがスムーズになることが期待されています。

エンタープライズグレードのデータ保護で安全なGeminiとの対話

また、両アドオンを導入することで、Geminiとのチャットを企業グレードのデータ保護のもとで安全かつ安心して利用することができます。

ITセキュリティのベストプラクティスに関する調査から卒業生アウトリーチ計画の作成まで、時間のかかるタスクの効率化に寄与します。

追加される新機能とデータ保護の強化

今後導入予定の機能では、OpenStaxやData Commonsと連携したガイド付きクイズで、信頼の置けるソースを用いたより自信を持った学習が実現します。

ClassroomでのGeminiのパイロット運用にも取り組まれており、授業計画機能が加わります。これらの新機能により、教師や生徒たちが利用する情報は信頼性が高く、AIのサポートを得て学びがさらに深まることでしょう。

加えて、プライバシーに対する強いコミットメントをさらに進行中で、18歳以上の教育関係者と生徒は、gemini.google.comでSchoolアカウントを使用してGeminiにアクセスする際に無料で追加のデータ保護が提供されるとのことです。

これにより、モデル改善のためにデータのレビューやAIモデルのトレーニング、他のユーザーや機関への共有がなされないことを保証します。詳細や導入に向けたステップについては、近日中にKeyword BlogやWorkspace Updates Blogでの情報提供が予定されているため、随時チェックしてみてください。

参照元サイトにて詳細をご確認いただくとともに、より詳しい説明や価格については既存のGoogle Workspace for EducationリセラーまたはGoogle for Educationのセールススペシャリストに問い合わせてみてください。

新しい教育のAI時代への大きな一歩を踏み出しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。