Googleは、iOSデバイスにおいて、企業用のGoogle Workspaceアカウントと個人用のGoogle Workspaceアカウント間でのコンテンツ共有を制御できる新機能を発表しました。
これにより、管理者は個人用Workspaceアカウントにおけるコンテンツ共有を有効にしつつ、企業用Workspaceアカウントからのデータ共有を制限することができるようになります。
また、管理者は不明なソース(通常は非Google Workspaceアプリ)から個人用Workspaceアカウントへのデータ共有も制御することができ、Gmail、Drive、Docs、Sheets、Chatなどのアプリでその効果を発揮します。
### 主な利用シーン1. **セキュリティ強化:** 企業のセキュリティポリシーを強化し、企業用データが個人的なアプリや不明なソースに漏れないようにすることが可能です。
これにより、データ漏洩のリスクが低減します。2. **業務とプライベートの分離:** 企業用と個人用のアカウントを明確に分けることで、ユーザーが業務用とプライベート用のデバイス利用をスムーズに管理できます。
3. **管理者の制御強化:** 管理者は、デバイス管理コンソール内で設定を行い、各組織単位レベルで柔軟にポリシーを適用することができます。
これにより、組織のポリシーに応じたデータ管理が可能となります。設定は、管理コンソールの「Devices > Mobile and endpoints > iOS settings > Data Sharing」から行えます。
この機能に関する詳細は、ヘルプセンターで確認できます。この新機能は、Google Workspace Enterprise StandardとPlus、Education StandardとPlus、Enterprise Essentials Plus、Frontline Standard、Cloud Identity Premiumのユーザーが利用できます。
詳しくは参照元サイトにてご確認ください。