Googleは、2025年9月15日から、Googleグループにおける権限設定の変更を行うことを発表しました。この変更は、複雑さを減らし、Google Workspace製品間での一貫性を高めることを目的としています。
現在、Googleグループにはオーナー、マネージャー、メンバーという3つのロールがあり、それぞれに関連する権限(たとえば、メンバーを管理できるのは誰か、メンバーを閲覧できるのは誰か)が設定可能です。
以前は、カスタムロールを使用して追加のメンバーに特定の権限を割り当てることができました。しかし、今後は「メンバーを管理できるのは誰か」と「メンバーを閲覧できるのは誰か」に対するカスタムロールや、組織全体でメンバーを管理する設定はサポートされなくなります。
これにより、権限設定がシンプルになり、誤操作が減少することが期待されます。各グループの管理権限は、デフォルトのロールに再割り当てされるので、管理者やエンドユーザーは、変更が適用される前にグループ設定を確認し、調整することが推奨されています。
特に、一部の権限が消滅するため、必要な権限が引き続き適切に付与されているか確認することが重要です。ユーザーの皆様には、2025年7月から、この変更についての通知が表示される予定です。
新しい権限設定に関する詳細と対応方法については、Googleのヘルプセンターを参照してください。

参照元サイト:Changes to “Who can manage” and “Who can view” members in Google Groups starting September 15, 2025