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企業の継続性を支える新しいバックアップソリューション「Business Continuity」エディションが登場

Googleは、新しいバックアップソリューション「Business Continuity」及びその拡張版「Business Continuity Plus」を発表しました。

これらのエディションは、主にGoogle Workspaceを主要なプラットフォームとして使用していない企業向けに、突然のシステム障害時でも業務を継続できるよう支援することを目的としています。

Business Continuity: 緊急事態対策のための信頼できるパートナー

このエディションは、いわゆる「コールド」スタンバイシナリオに適した本格的な災害復旧ソリューションです。

セキュアで隔離された環境を提供し、リーダーシップや重要なチームが危機の際でもコミュニケーションとコラボレーションを続けられるよう支援します。機能としては、アクティブディレクトリの同期をサポートし、必要な時にユーザーディレクトリが利用可能な状態を保ちます。

使用は限定的で、Google Workspaceや生成AIツール(Gemini、NotebookLMなど)へのアクセスは年に最大21日間です。

Business Continuity Plus: 即時採用・生産性向上を可能にするソリューション

より多くのデータが利用可能で、即時の採用と生産性向上を目指す「ホット」スタンバイ環境を必要とする組織向けの完全版ソリューションがこちらです。

基本機能に加え、メール、カレンダー、ドライブ、チャットなど、任意の製品間でのデータ同期を可能にします。また、円滑な導入にはパートナーを通じたソリューションの使用が推奨されています。

Google Workspaceや生成AIツールへの拡張アクセスは最大60日間可能で、業務の中断を最小限に抑えながら中核機能を維持します。これらのソリューションは世界中のGoogle Workspace販売地域で利用可能で、Google Workspaceを主要なコラボレーションプラットフォームとして使用しない組織が対象です。

企業の継続性を高めたい組織は、Googleの担当者やパートナーに連絡して、適合性や購入オプションについての相談をしましょう。詳しくは、Google Workspaceの公式ブログをご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。