こんにちは。どんとこい!Google Workspaceです。
今回は、Google Workspaceの導入質問コーナーで問い合わせが多かった「Google Workspaceの料金のしくみが良くわからない」という疑問について解説したいと思います。
料金自体は、「結局いくら?Google Workspaceの利用料金をまとめました」でもお伝えしたように割とシンプルなのですが、「何に対して料金がかかるかわからない!」という意見が多かったようです。
それでは、早速見ていきましょう。
Google Workspaceの料金はアカウントに対してかかる
いきなり結論を書いてしまいますが、Google Workspaceはアカウント1つに対して料金がかかります。
・・・・が、この「アカウント」というモノは一体何なのでしょうか?
いったんここで用語について整理してみましょう。
まず、「アカウント」と共によく使われる「ユーザー」という言葉がありますが、これはGoogle Workspaceを使う実際の「人」のことです。会社であれば社員にあたります。そして、「アカウント」はその人が持っている「鍵」と考えると良いでしょう。
この鍵を使って、Google Workspaceにログインして、GmailやGoogleカレンダーなどを利用すると考えてみてください。
Google Workspaceは、この「アカウント」に対して料金がかかります。3つのアカウントが必要であれば、3アカウント分の料金となります。
アカウント数=メールアドレスの数ではない
ここで注意したいのが、アカウント=メールアドレスではない。ということです。
Google Workspaceのログインは、アカウントIDとパスワードでログインします。このアカウントIDがメールアドレスのため、アカウント=メールアドレスと混同されがちですが、このメールアドレスはあくまでも「メインのメールアドレス」であり、1つのアカウントにはいくつものメールアドレスを持つことができるのです。
上の絵では合計5つのメールアドレスを使用していますが、実際にかかるGoogle Workspaceの料金は3ライセンスでOKなのです。
メインではないメールアドレスは、「エイリアス」と呼ばれています。エイリアスの作り方は、こちらの「無料でGoogle Workspaceのメールアドレスを増やす方法」の「Google Workspaceのエイリアス機能を利用する」にて紹介しています。
Google Workspaceを安くできるケース
もし、社員のいない個人事業主さんが、メールアドレスが複数あるからといって複数アカウント契約してしまっている方は、料金を安くできるかもしれません。
【安くできるケース】
【1アカウントにまとめた場合】
まとめ
以上、Google Workspaceの「ユーザー」「アカウント」「メールアドレス」の関係と料金がかかるポイントについてまとめてみました。
すでにGoogle Workspaceを利用中の中には、もしかすると料金をお安くできるかもしれませんので、ぜひ見直してみてください。
引き続き、Google Workspace導入質問コーナーでは、皆さんのGoogle Workspaceに関する質問を受付中です。無料ですのでぜひ利用してみてください。
それではまた!