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より柔軟で使いやすくなったラベル管理機能がGoogle Workspace Adminコンソールに登場

Googleは、ラベル管理機能をより発見しやすく、柔軟性があるものにするためにいくつかの変更を発表しました。これにより、ラベルの管理が以前よりも簡単になりますし、柔軟性も高まります。

ラベルマネージャーの新しい場所

これまでラベル管理を行うためには、https://drive.google.com/labels にアクセスする必要がありました。

しかし、今回の変更でラベルマネージャーのインターフェースが Google Workspace Admin コンソール内に移動します。これにより、管理者はコンソール内の「セキュリティ > アクセスとデータ管理」を通じてラベル管理ツールを利用できるようになります。

ラベルタイプの統合

従来は、バッジ付きラベル(Badged)と標準ラベル(Standard)の2種類が存在していました。バッジ付きラベルは単一フィールドのオプションリストで、目立つ色配とビジュアル表示が特徴です。

一方、標準ラベルは複雑なメタデータ構造をサポートし、最大10個のフィールドを含むことができました。この2つのラベルタイプを統合し、今後は全てのラベルが最大10個のフィールドをサポートし、そのうち1つを「バッジリスト」として設定できるようになります。

この変更により、ラベルの柔軟な利用が可能となります。

ラベルの序列設定

ラベルタイプの統合により、複数のバッジフィールドを持つラベルが作成できるようになります。

その結果、複数のバッジが1つのファイルに適用されることがあり得ます。特定のUI画面では単一のバッジしか表示できないため、この問題に対処するために、ラベルマネージャーのリストビューでラベルの序列を設定できるようにします。

ラベルの序列は、同じファイルに複数のバッジ付きラベルがある場合に、どのラベルが目立って表示されるかを決定します。これらの変更により、ラベル管理が大幅に簡単かつ効果的になることを期待しています。

新しい機能は、2024年7月25日から順次展開される予定です。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。