Google Workspaceでは、クライアントサイドで暗号化されたGoogleドキュメントをMicrosoft Wordファイルにエクスポートする機能がベータ版で公開されました。
これにより、ユーザーは自身の暗号化キーを保持しつつ、必要に応じてファイルをWord形式に変換できるようになります。この機能は、第三者(Googleや海外政府を含む)による無許可のアクセスを防ぐのに役立ちます。
このベータ版へのアクセスを希望するGoogle Workspace管理者は、専用のフォームで申請できます。ベータ版へのアクセス後は、Googleドキュメントで「ファイル」メニューから「ダウンロードして復号化」を選び、エクスポート可能です。
この新機能は、Enterprise Plus、Education Standard、Education PlusのGoogle Workspaceユーザーに利用可能で、管理コンソールでドメイン、OU(組織単位)、グループレベルにてクライアントサイドの暗号化を有効化することができます。
さらに詳しい内容や設定方法については、Googleのヘルプセンターで確認できます。暗号化された重要な文書をWord形式でやり取りしたいケースや、他のソフトウェアでの編集が必要な場合に、この機能が特に役立ちます。
これにより、セキュリティを維持しつつ業務の柔軟性を高めることが期待できます。詳しくは参照元サイトをご覧ください。
