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ユーザーのアカウント復旧情報の追加を管理者が制御可能に

Googleは、新たに2つの設定を導入し、管理者がユーザーのGoogle Workspaceアカウントに復旧用のメール情報や電話情報を追加できるかどうかを制御できるようになったと発表しました。

これまで、多くのWorkspaceユーザーやK-12のスーパーマネージャーは、復旧用のメールや電話番号を追加することがデフォルトでオンになっていました。

ただし、K-12ユーザーの場合、復旧情報の追加はデフォルトでオフになっています。また、スーパーマネージャーの場合は、管理コンソールで無効にされていても電話番号の復旧情報の収集は常に有効です。

この機能により、管理者は最も適切な設定を選ぶ自由が与えられます。たとえば、復旧情報をオフにすることで、GDPRを含む地域のプライバシー規制に準拠することが容易になります。

また、管理者自身が復旧情報を追加する選択も可能です。設定は、管理コンソールの「セキュリティ > アカウント復旧 > 復旧情報」にてOUやグループ単位で設定可能です。

シングルサインオン(SSO)をサードパーティのアイデンティティプロバイダーやパスワード同期で使用している場合、これらの設定は適用されません。この新しい機能は、すべてのGoogle Workspace顧客に利用可能です。

詳細については、Google Workspaceの管理ヘルプやGoogleヘルプを参照してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。