Googleは、埋め込みGoogleカレンダーのデザインとアクセシビリティを向上させた新しいバージョンをリリースしました。これまで、ユーザーは自身のウェブサイトにGoogleカレンダーのインタラクティブなバージョンを追加したり、訪問者がカレンダーイベントを保存するボタンを追加することができました。
今回のアップデートでは、この埋め込みカレンダーがGoogleの最新のマテリアルデザイン3に合わせた外観に刷新され、以下の機能が含まれています。
まず、視覚障害者やキーボード派のユーザーにとって非常に有用なアクセシビリティ機能が強化されました。スクリーンリーダーの使用やキーボードショートカットによるナビゲーションがサポートされ、より直感的にカレンダーを操作できるようになっています。
また、テキストの読みやすさも向上しています。改良されたスペーシングにより、カレンダー内のテキストが一目で理解しやすくなりました。さらに、画面サイズに応じてレイアウトが自動で調整されるレスポンシブデザインが採用されています。
これにより、デスクトップからスマートフォンまで、どのデバイスでもカレンダーを快適に閲覧できるようになります。この新バージョンの埋め込みカレンダーは、全てのGoogle Workspaceのユーザー、Workspace Individualの加入者、そして個人のGoogleアカウントを持つユーザーに対して利用可能です。
詳細な使い方は、Googleヘルプセンターで確認できます。本アップデートは、ラピッドリリースドメインでは2024年9月17日より、スケジュールドリリースドメインでは2024年10月7日より順次展開される予定です。
ウェブサイトにGoogleカレンダーを埋め込みたい方はヘルプセンターを参照してください。これからも進化するGoogle Workspaceの機能にご期待ください。