News

管理コンソールからコンプライアンスとデータ制御を一元管理

Googleは、Google Workspaceの管理者がコンプライアンスとデータ制御をより簡単に管理できるように、管理コンソール内の「データ」セクションにこれらの機能を一元化するアップデートを発表しました。

これにより、管理者はデータ領域やアクセス透明性の機能など、さまざまなデータおよびコンプライアンス関連機能を一箇所で確認し、設定することができるようになります。

企業のセキュリティとコンプライアンス要件に従った設定が簡単になるため、特に規制が厳しい業界や地域に属する企業にとって有益です。

管理コンソール「データ」セクションの新しい機能

管理者は、以下のような機能をデータセクションで利用できるようになりました:- **データ&コンプライアンス機能の集中管理**:データ領域、アクセス透明性、クライアントサイド暗号化、アクセス制御などの機能が、データ > コンプライアンスに一元化されます。

– **データのインポート&エクスポート**:データエクスポート、データ移行、Google Takeoutなどの機能がデータ > データのインポート&エクスポートにまとめられています。

– **専用のコンプライアンスガイド**:IL4、CJIS、FedRAMP Highなど、さまざまな規制や基準に応じた設定を助けるガイドやリソースが用意されたコンプライアンスノードを利用できます。

管理者へのメリット

この一元化されたデータセクションの導入により、管理者は複数の場所で設定や情報を探す手間が省け、時間の節約と効率化が図れます。

また、規制やコンプライアンスの要件を確実に満たすための設定が簡単になるため、ビジネスリスクの軽減にも貢献します。このアップデートはすべてのGoogle Workspaceユーザーに対して段階的に展開され、2024年7月8日から最大15日で機能が利用可能になる見込みです。

エンドユーザーには影響がなく、特別な操作も不要です。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。