クライアント側で暗号化されたドキュメントのWordファイル変換が可能に

Googleは、VaultやData Export（Takeout）の後に、クライアント側で暗号化されたドキュメントをWordファイルに変換する機能をベータ版としてリリースしました。

この新機能により、組織はGoogle Workspaceからエクスポートした後でも、依然としてデータを可搬性のある形式で所有・アクセス・分析することができます。

この変換機能は、特にデータの長期保存や社内での利用目的において重要です。たとえば、法律や規制によりデータの外部保存が必要な場合や、アーカイブ用途でのデータ解析を行いたい場合に、この機能が大いに役立ちます。

現在この機能は、Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plusの顧客が利用可能で、利用を希望する管理者はベータ版へのアクセスをリクエストすることができます。

具体的な手順については、ベータ版に受け付けられた後に案内があるとのことです。なお、クライアント側の暗号化は、ドメインや組織単位、グループ単位で有効化が可能ですので、興味のある方は管理コンソールから設定を確認してみてください。

詳しくは参照元サイトにてご確認ください。