Google Workspaceは、OpenID Foundationが支援するShared Signals Framework（SSF）をクローズドベータ版で導入することを発表しました。
この新機能は、セキュリティプラットフォーム間のセキュリティ洞察やイベントを共有するための標準化されたプロトコルを開発・維持することを目的としています。
このアップデートでは、Continuous Access Evaluation Profile（CAEP）シグナルを受信するSSFレシーバーを実装することで、セキュリティ関連の連携や応答を迅速化し、セキュリティイベントに対する対応を強化します。
例えば、セッション中止のシグナルがGoogle Workspaceに送信されると、それによりユーザーのセッションが自動的に無効化され、システムアクセスが制限されるため、潜在的なセキュリティリスクを速やかに軽減できます。
この機能は、Google WorkspaceのEnterprise Plusユーザーおよびパートナーに対してクローズドベータ版として提供されています。
該当するお客様やセキュリティプラットフォームプロバイダーは、提供されたフォームに記入することで、クローズドベータに関心を示すことが可能です。利用可能な枠がある場合、フォームを提出した方に个別に連絡が行われるとのことです。
セキュリティの強化に興味がある企業にとって、このSSFの実装は、より迅速かつ効果的にセキュリティイベントに対応できる重要なアップデートとなるでしょう。
詳しい情報や参加方法については、公式発表を参照してください。
