News

ファイルのセキュリティが向上したGoogle DriveのIRM機能について

ファイルのセキュリティが向上したGoogle DriveのIRM機能について

Googleは、Google DriveのInformation Rights Management(IRM)機能を強化し、個別のファイル所有者と共有ドライブの管理者も編集権限を持つユーザーに対して印刷、コピー、ダウンロードの制限を適用できるようになったと発表しました。

この新機能により、編集者や所有者はドキュメント自体を編集できる一方で、その内容をファイル外にコピー・貼り付けすることは制限されます。これにより、機密情報が漏洩するリスクをより一層防ぐことが可能となります。

この機能は、特に企業や教育機関において、機密書類や重要情報を安全に管理したいというニーズが高い場面で役立ちます。たとえば、プロジェクトの進行状況をまとめた内部文書を社内で共有する際に、このIRM機能を使えば、情報の無断持ち出しを防止することができます。

また、管理者が設定したIRMとファイル所有者が設定したIRMが同時に存在する場合、管理者の設定が優先されるため、組織全体での一貫したセキュリティポリシーの運用が可能です。

この新機能は、2025年7月8日から段階的に展開が開始され、8月5日までには完了予定です。Google Workspaceの全ての顧客に利用可能とのことですので、ぜひ活用してセキュリティレベルを向上させてください。

詳しくはGoogleのヘルプセンターをご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。