ランサムウェアによる被害を最小限に抑えるため、GoogleはGoogle Driveの新機能としてランサムウェア検出とファイル復元をベータ版で追加しました。
ランサムウェア検出機能
この新機能では、Google Driveをデスクトップにインストールしている場合、ランサムウェアが検出されるとファイルの同期が一時停止され、ユーザーはコンピュータ上に通知が表示されます。
また、管理者コンソールのセキュリティセンターにも警告が表示され、ユーザーと管理者それぞれに通知メールが送信されます。これにより、会社のIT管理者は迅速に対応を取ることができ、感染拡大のリスクを抑えることができます。
ファイル復元機能
ユーザーはランサムウェア感染前の状態にファイルを簡単に復元することができ、身代金を払うことなく、時間と費用を節約できます。
これにより、重要なデータの喪失を防ぎ、日常の業務継続に貢献します。複数のファイルを選択して一括で復元できるため、業務効率も向上するでしょう。両機能はデフォルトで有効になっており、管理者コンソールから設定のオンオフを調整できます。
これにより、幅広いユーザーが有するリスクを軽減し、より安心してGoogle Driveを利用することができるようになりました。Google WorkspaceのBusiness Standard、Enterpriseなど多くのプランで利用可能です。
詳しくは参照元サイトにてご確認ください。
