Google Docsに新機能が追加されました。この機能は、コンテンツを簡単に隠したり、表示したりすることができる「折りたたみ見出し機能」です。
この機能によって、よりわかりやすく読みやすいドキュメントを作成できます。本記事では、この機能の使い方や利点について解説していきます。
更新内容
Google Docsで簡単に内容を展開・折りたたむ方法が実現
Google WorkspaceのGoogle Docsに便利な新機能が追加されました。この機能は、特定のセクションを折りたたんで隠したり、展開して見えるようにすることができます。
このヘッディングのコラプス機能を使えば、大きなドキュメント内の一部を隠したり、展開したりすることがより簡単になり、コンテンツの消費がスムーズになります。
この機能は、End usersに影響を与えます。エディターがドキュメントのヘッダーの展開／折りたたみのデフォルト状態を設定した場合、ユーザーはドキュメントを開いている時にコンテンツの展開／折りたたみを行うことができます。
ただし、ドキュメントを閉じると、展開／折りたたみの変更は保存されません。これはユーザーにとって、より分かりやすいコンテンツを作成・消費するのに役立ちます。
機能の利用は簡単です。エンドユーザーは、ドキュメントを開いて、ビューおよびコメントアクセス権を持っている場合は、コンテンツを展開して折りたたむことができます。
機能を使い始めるには、管理者による制御は不要で、ユーザーはHelp Centerにアクセスすることで、タイトル、ヘッダー、見出しを追加する方法を学ぶことができます。
機能の展開は、Rapid Release domainsとScheduled Release domains共に、翌年の5月以降にグラデーションロールアウトされ、Google Workspaceのすべての顧客およびレガシーGSuite BasicとBusinessの顧客、および個人Googleアカウントのユーザーに提供されます。
以上の情報を踏まえ、この機能を有効活用することで、よりスムーズなコンテンツ消費が実現されるので、活発な文書作成やビジネスの進行に役立つでしょう。
利用シーン
この機能は、大量のテキストが含まれるドキュメントを作成する場合や長文書類を読む場合に特に有用です。例えば、報告書やプレゼン資料、テキストブック、マニュアルなどのドキュメントには、通常多数のセクションが含まれ、しばしば長大なサイズで配布されます。
この機能を使用することで、ドキュメントの各部分を必要に応じて簡単に隠すことができます。たとえば、読まないセクションを折りたたんで、より簡潔な表示にすることができます。
また、ドキュメントを作成する場合、この機能は、特定の見出しと関連する部分を簡単にナビゲートしたり、必要な情報をすばやく見つけたりすることができます。
リリース日
2023年5月16日からRapid Release domainsで徐々にリリースが始まり、15日以内に利用可能になります。Scheduled Release domainsでは、5月30日から同じく15日以内に利用可能となります。
この機能は、全てのGoogle Workspaceのカスタマー、および旧G Suite BasicおよびBusinessのカスタマーが利用可能です。
また、個人のGoogleアカウントでも利用可能です。
まとめ
今回のGoogle Workspace Updatesは非常に有用である。特に、ドキュメントの大きなセクションを隠せる「collapsible headings」の機能は、すべてのユーザーにとって非常に便利になる。
日々の仕事で多くのドキュメントを扱う方には、ぜひ活用していただきたい。
ソース記事：Easily expand and collapse content in Google Docs
