Googleは、アカウントのセキュリティやGmail、Googleドライブの設定に関連する管理者向けの監査ログイベントのスキーマとイベントモデルを更新しました。
これにより、ログがより理解しやすく、詳細で正確になることを目指しているそうです。これらの改善は、イベント名やイベントタイプ、ログイベントのボリュームに関する変更を含んでおり、従来のイベントの一部は冗長となる可能性があります。
すでに従来のイベントを使用している場合、これらの更新によって既存のクエリ、アラート、レポートに変更が必要になることがありますが、新旧のイベントは引き続き利用可能ですので、順次移行が可能です。
監査ログはセキュリティインシデントを調査したり、データの使用状況を理解する上で非常に重要です。今回の変更によって、分析の深みがさらに増し、多角的な視点でのデータインサイトを得ることができるようになるでしょう。
この新機能は、監査ログの利用が可能なGoogle Workspaceのライセンスをお持ちの管理者が対象です。ロールアウトは2025年10月29日から最大15日間にわたって段階的に行われる予定です。
管理者の方は、変更が利用可能になり次第、監査と調査ツールを用いて分析を開始することができます。エンドユーザー側での設定は必要ありませんので、組織全体でのセキュリティ強化に役立てることができるでしょう。
詳しい情報はヘルプセンターに掲載されています。ぜひ便利にお使いください。