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AI利用クレジットの過剰使用を管理者がコントロールできる新機能

Googleは、Google AI Ultra for Businessユーザーに対して、毎月25,000クレジットの利用上限を超えた場合でもアプリケーションを使用し続けることを可能にする、新しい管理者コントロール機能を発表しました。

これにより、管理者はユーザーが必要とするツールに十分なアクセス権を持たせる設定を行うことができます。この新機能は、特にAIによるデータ処理を頻繁に行う企業や組織にとって有益です。

年間プロジェクトや急な作業が増える月において、AIリソースの利用限度に達してしまうことを気にせず、引き続き作業を進めることが可能になります。クレジットの過剰使用がある場合には、月末に追加使用分として請求されます。

このため、追加のコストが発生することを避けたい場合には、管理者は適切な設定や制限を設けることが重要です。この新機能は、デフォルトでは無効になっており、管理者が組織単位やグループ単位で設定をオンまたはオフにすることができます。

さらに、ユーザーが超過可能なクレジット量の上限を設定することも可能です。この管理者コントロール機能はすでに導入されており、2025年11月1日からクレジットの超過使用が請求対象になります。

Google AI Ultra for Businessユーザー向けに利用可能です。詳しくはGoogle Workspaceのヘルプセンターを参照してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。