Googleは、Chrome 120のリリースに合わせて、iOSデバイスのChromeブラウザの管理機能を向上させるいくつかの新しいアップデートを導入する予定です。
これらの改善点を簡単に見ていきましょう。
デバイス間でのポリシー適用
これからのアップデートでは、企業所有のデバイスであっても個人のデバイスであっても、Google Workspaceの管理アカウントでChromeブラウザにサインインした際に、Chromeユーザーポリシーを適用できるようになります。
これにより、ユーザーがどのデバイスを使っていても、一貫性のある安全なブラウジング体験を享受できるようになります。
エンドユーザーへの管理通知
管理されたエンドユーザーには、サインインしているアカウントが組織によって管理されていることを知らせる通知が表示されるようになります。
この透明性が信頼を促進し、自分のデータがどのように保護されているかについての情報をユーザーに提供します。
管理コンソールでの統合
管理者は、「Chrome on iOS」ブラウザ設定の下でこの機能を簡単にアクティブにすることができます。
これにより、管理者は組織の特定のニーズに合わせてポリシーをカスタマイズし、すべてのユーザーにカスタマイズされたセキュアなブラウジング環境を提供できるようになります。
この新しい機能は、Chromeブラウザのクラウド管理とGoogle Workspaceのお客様全員が利用可能です。管理者は管理コンソールから、ポリシーと設定を適用するためのステップを行うことができます。
また、エンドユーザーは、ログイン時やログイン中にアカウントが管理されていることを再度通知されます。アップデートは、2024年1月3日からエンドユーザーに対する通知が拡大されたロールアウトを開始し、1月24日からは管理コンソールの統合機能が段階的にロールアウトされます。
より詳しい情報や、これらの機能の設定方法については、Google Workspaceのヘルプセンターをご覧ください。
