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GoogleカレンダーとMicrosoft Office 365がよりスムーズに連携可能に

GoogleカレンダーとMicrosoft Office 365がよりスムーズに連携可能に

Googleが、Microsoft Graph APIを使用してGoogleカレンダーとMicrosoft Office 365間の相互運用性を強化することを発表しました。

これにより、Microsoftが2026年10月1日からサポートを終了するExchange Web Services (EWS) APIの代わりに、Graph APIを活用した新しい設定が推奨されます。

管理者は、管理コンソールの「アプリ > Google Workspace > カレンダー > カレンダー相互運用管理 > カレンダーでのExchangeの可用性表示」を通じて、Graph APIを利用した相互運用性を設定できます。

この新しいAPIは、アクセス範囲を限定することで、Exchangeカレンダーデータへのアクセスをより適切に管理する機能を提供します。このアップデートでは、管理者がユーザーの可用性やリソース予約のために同じ役割アカウントを使用可能になり、エラーのトラブルシューティングもより簡単になりました。

また、どのドメインがどのエンドポイントでサポートされているかを一覧表示することができ、無駄な問い合わせを避ける手助けとなります。この変更は、Google Workspaceの各エディションの管理者を対象としており、2025年5月28日から順次展開される予定です。

既存の設定がEWSを使用している場合は、Graph APIへ更新することが推奨され、今回のアップデートによりカレンダーの連携がスムーズに維持され、管理者の運用経験が向上することが期待されます。

詳しくは、Google Workspaceのヘルプセンターで設定方法を確認してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。