GoogleのAIチャットサービス「Bard」が2021年4月21日、コーディング支援に対応したことが発表された。このサービスは、C++、Go、Java、JavaScript、Python、TypeScriptなど、20以上のプログラミング言語に対応しており、Googleスプレッドシートの関数についても知っている点が特徴的である。
また、「Python」コードを生成した場合は、「Google Colaboratory」（Google Colab）へ結果をエクスポートすることも可能で、さらに「Colab」ノートブックで「Python」コードを実行することもできる。
「Bard」は初心者から経験豊富なエンジニアまで、あらゆるレベルのプログラミング経験者がコーディング支援を受けられるように、コードの生成とエクスポート、デバッグ、動作の説明まで幅広く対応することになっている。
ただし、現在「Bard」は試験運用中であり、Googleアカウントで待機リストに登録しておくことで、利用可能になり次第招待される。なお、18歳未満は参加できないことや、待機リストに登録できるアカウントは自分で管理する個人のGoogleアカウントに限られ、保護者に管理されるアカウントや、Google Workspaceで管理されているアカウントは対象外であることが注意点となっている。
私たちの生活やビジネスの活動において、プログラミングが必要不可欠になってきているため、「Bard」のようなコーディング支援サービスが登場することは大変うれしいと感じる。
特に、初心者にとっては、コンピューターサイエンスやプログラミングを学ぶための取り組みが普及する中で、身近にサポートがあることが非常に有難いと思う。
Googleの強みであるAI技術を活用した「Bard」は、プログラミング初心者にとって、より簡単で効果的に学ぶことをサポートできることが期待できる。
しかしながら、参加できない年齢層やアカウントの制限については、改善が必要であると感じた。今後「Bard」が、より多くの人々に使われるようになり、より使いやすくなっていくことを期待している。
ソース記事：https://news.yahoo.co.jp/articles/9d67cd0ea1c4ddc1b6ab3c80ffb0dcfdea8f70d1
