Googleが、Google Chatのコミュニケーションをさらに便利にする新機能を発表しました。これは「スマートチップ」と呼ばれる機能で、特定の「スペース」へのリンクを直接メッセージに挿入できるようになるものです。
具体的な使い道を想像してみましょう。プロジェクトチームや研究グループで、頻繁に情報共有を行う「スペース」があり、新しく参加したメンバーにそのスペースの情報を共有したいとき、従来はURLをメッセージに貼り付けていましたが、今後は「@」記号を使って簡単にスペース名を検索し、選択するだけでスマートチップを挿入できるようになります。
また、既にスペースのURLを持っている場合は、それをメッセージに貼り付けてTabキーを押すだけで自動的にスマートチップに変換されます。これによって、メンバーはスマートチップをクリックするだけでスペースにアクセスし、ファイルや情報を手間なく確認できるようになります。
現在、この新機能はGoogle Chatのウェブバージョンで利用でき、モバイルアプリでは受け取りとクリックは可能ですが、挿入はできません。さらに、スペースのスマートチップを共有するには、そのスペースのメンバーである必要がありますし、受け取った人もメンバーでなければアクセスできないので、セキュリティ面でも安心です。
コラボレーションをさらにスムーズに進めたい皆さん、この新しいスマートチップ機能をぜひ活用してみてください。詳細は参照元サイトにてご確認を。
