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Google Chatのスペース作成がより使いやすく。重複名の防止とスペース用途の明確化

Google Chatにおける、スペース作成のフローが改良され、重複するスペース名を防ぎ、特定用途に特化したスペースを設定できるようになりました。

これまで企業ドメイン内で同じ名前のスペースを作成すると重複が発生してしまっていましたが、これからはすでに存在するスペース名を使用しようとすると、エラーメッセージが表示されるようになります。

これにより、社内のコミュニケーションが明確化され、誤った情報フローを減らす助けになります。ただし、Chat APIを介して作成されたスペース名にはこの機能はすぐには適用されません。

2024年6月3日よりChat APIを通じて作られたスペースも同様のルールが適用される予定です。また、新しいスペースをChatで作成する際のユーザーインターフェースも更新されました。

特に、「協力(Collaboration)」と「発表(Announcements)」の2つのタイプを選べるようになり、それぞれのタイプに応じた次のステップが案内されます。

たとえば、「協力」タイプでは、メンバーを追加したり、ファイルを共有したり、タスクを割り当てたりするオプションが提示され、「発表」タイプでは、グループを追加したり、スペース権限を管理したりするオプションが与えられます。

これらの変更は、すべてのGoogle WorkspaceユーザーやGoogle Workspace Individual加入者に利用可能であり、特にチームやプロジェクト、組織全体のアナウンスメントなどを円滑に進めたいと考えているユーザーには非常に便利な機能です。

エラーや混乱を避けながら効率的にコミュニケーションを図りたいとお考えの方は、この更新を活用してみてはいかがでしょうか。Web版の新しいスペース作成フローの展開は、2024年1月25日にリリースされた後、最大15日間の段階的展開となります。

モバイル版は2024年第1四半期末までに利用可能になる予定です。詳細はヘルプセンターでご確認いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。