Googleが、社内のコミュニケーションや共同作業において中心的な役割を果たしているGoogle Chatの改善について明らかにしました。これにより、従来の話題別にまとまったスペースではなく、インラインスレッド形式での会話が可能となります。
これまでのGoogle Chatでは、スペースは会話の主題ごとに分かれており、新たな返信が追加されるごとに各トピックを追い続けることが難しいと感じていたユーザーも多かったようです。
その一方で、一つの会話に連続して返信することが可能なインラインスレッド形式が導入されると、ユーザーたちは大変満足されていました。これは、返信や@メンションがあったスレッドを特定してフォローすることで、情報の見落としを防ぎつつ、無関係な会話のノイズを減らすことができるからです。
新たに導入されるこのアップグレードは2023年9月30日から始まり、2024年3月までに完了する予定です。週末のオフピーク時間帯にアップグレードを開始することで、日々の作業への影響を最小限に抑える努力がなされます。
アップグレード中は一部の機能が利用できなくなるため、ブラウザをリフレッシュすることで新たにアップグレードされたスペースを利用することが可能となります。
なお、アップグレードが完了すると、メッセージはトピック別ではなく、時間順に並べられます。また、新規トピックが始まるたびに”新規トピックを開始”と表記されるセパレータが設けられます。
これにより、メッセージは元のトピックの隣ではなく、それぞれのタイムスタンプに従って表示されます。これからもGoogle Chatは、沢山の新機能を追加しながら、より使いやすいコミュニケーションツールとして進化を続けます。
詳細は、公式サイトで確認してみてくださいね。
参照元サイト：Updates regarding the transition from spaces organized by topic to in-line threading in Google Chat
