Google Docs, Sheets, Slidesの搜索を大幅強化！新たなエンハンスド・ツールファインダーを解説

Google Docs、Sheets、Slidesにおいてツール探しをより簡単にする新機能がリリースされました。具体的には、自分の言葉で入力することで機能を素早く見つけることができるようになり、新規ファイル作成時には一般的なアクションの提案も行われます。

今回はこの機能の詳細について解説します。

更新内容
利用シーン
リリース日
まとめ

更新内容

Google Docs、Sheets、Slidesでのツール探索機能強化

今回のアップデートでは、Google Docs、Sheets、Slidesの上部に改善されたツール探索機能が追加されます。この機能により、よく使用されるツールや機能を素早く発見することができるようになります。

自分自身の言葉で検索することで、関連する機能や機能性を素早く見つけることができます。たとえば、「このドキュメントを最後に見た人は誰ですか」と検索すると、アクティビティダッシュボードが表示されます。

新しいファイルを作成した直後に強化されたツール探索機能を開くと、新しいドキュメント、スプレッドシート、またはプレゼンテーションを準備するときによく行われる一般的なアクションの提案が表示されます。

たとえば、ドキュメントでのページ設定、ドロップダウン、ミーティングノート、シートでの行/列の挿入、セルの結合、および凍結、スライドでのページ設定、スペルチェック、テーマの編集などが挙げられます。

編集を開始すると、ツールをクリックして以前に使用した機能に簡単にアクセスできます。このアップデート以前は、ヘルプ>メニューを検索して機能を見つけることができました。

今日からは、強化されたツール探索機能にリダイレクトされます。短い移行期間の後、リダイレクトが取り除かれ、ツール探索機能がツールバーに永久に表示されるようになります。

影響を受けるユーザーは、すべてのエンドユーザーです。コラボレーション、スマートキャンバス、フォーマット機能を探索している場合、改良されたツール探索機能は、正確に探している機能をより早く見つけることで、時間を節約し、作業フローを効率化するのに役立ちます。

検索結果の一番下に表示される「検索して置換する」ツールには、クエリが事前に入力された状態でいつでもアクセスできます。

管理者は、これらの機能に対する管理制御はありません。エンドユーザーは、ヘルプセンターを訪れて「Docs、Sheets＆Slidesのツール検索オプションについて」の詳細を確認してください。

早期配信ドメインでは、2023年4月25日から徐々にスタートし、機能が表示されるまで最大15日間かかります。Scheduled Release domainsでは、2023年5月10日から徐々にスタートし、機能が表示されるまで最大15日間かかります。

この機能は、すべてのGoogle Workspaceユーザー、およびレガシーのG Suite BasicおよびBusinessユーザー、個人のGoogleアカウントを持つユーザーにも利用可能です。

利用シーン

利用シーン
この機能は、検索窓から手軽に検索することで、Google Docs、Sheets、Slidesの中で使用したい機能を素早く見つけられるようになります。

具体的には、新しいファイルを開いたときに、よく利用される操作が提案されるため、早く作業を始めることができます。また、例えば「このドキュメントを見た最後の人」のように自分の言葉で検索することで、該当する機能が簡単に見つかります。

さらに、編集時に直近に使った機能を簡単にアクセスできるため、よりスムーズに作業を進めることができます。この機能は、共同作業やスマートキャンバス、書式設定などを探索する際に役立つでしょう。

リリース日

今回公開された「Enhancing tool discovery in Google Docs, Sheets, and Slides」機能は、2023年4月25日からRapid Release domainsにて配信が開始され、May 10, 2023からScheduled Release domainsにて配信が開始されます。

この機能は、Google Workspace全エディションと旧版のG Suite BasicおよびBusinessエディションで利用できます。

また、個人用Googleアカウントのユーザーも利用できます。