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Google Sheetsで、クライアント側暗号化付きのExcelファイルを容易にインポート・変換できるようになりました

Googleによる新たな発表によると、ExcelファイルをGoogle Sheetsにインポート及び変換する際にクライアント側暗号化を用いることが可能になりました。

この新機能は、Open Betaとして提供され、敏感な情報を含むExcelファイルを安全にGoogle Sheetsに移行する手間を省くことができます。

特筆すべきことは、元のExcelファイルは変更されずに暗号化されたGoogle Sheetsファイルへと変換されるという点です。この新たなサービスは、特に大量の敏感なデータをGoogle Sheetsに移動させたい組織や企業にとって大いに利益となるでしょう。

Excelに保存されていた重要な情報を安全かつ効率的にGoogle Sheetsに転送することが可能になります。しかしこの時に、.xlsx形式のExcelファイルのみが対象となり、他のExcelや表形式のファイルはサポートされません。

また、インポート中にGoogle Sheetsが対応していないExcelの機能は無視されるとのことです。インポートできるファイルの最大サイズは20MB、最大セル数は500万となっています。

このクライアント側暗号化は、Google Workspace Enterprise Plus、Education Standard、Education Plusのユーザーが利用できます。

さらに詳細な情報はヘルプセンターをご覧ください。なお、この機能の導入は段階的に行われ、2023年8月1日から最大で15日間かけて順次開始されます。

参照元サイト:Import and convert sensitive Excel files into client-side encrypted Google Sheets

最後までお読みいただき、ありがとうございました。