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Google Driveの新しいIRM強化でさらに安全なファイル管理を実現

Googleは、Google Driveのデータ損失防止(DLP)ルールによって、ファイルに対する情報権限管理(IRM)の適用範囲を拡大しました。

これにより、ドキュメントのダウンロード、印刷、コピーを防ぐ能力が強化され、全てのユーザー、すなわちファイルの編集者や所有者に対してもこの制限を適用することが可能になりました。

今までは、ファイルの「閲覧者」や「コメント者」のみが対象となっていましたが、今回のアップデートにより、ファイル編集者や所有者にもIRMを施すことができるようになり、情報漏洩対策が一段と強化されました。

特に重要なデータを扱う組織において、この機能はデータの保護に非常に役立ちます。管理者によって設定されたIRMでは、ユーザーがドキュメントのコンテンツをコピー&ペーストすることは可能ですが、そのコピーをドキュメント外部に貼り付けることはできなくなります。

このため、情報の意図しない流出を未然に防ぐことができ、さらに安心です。このアップデートは、Google Workspaceをご利用のすべてのユーザー向けに提供され、DLPルールや状況依存アクセス条件を組み合わせて柔軟に設定することができます。

特に企業の情報管理において、新たな選択肢が増えることは大きな利点となるでしょう。導入は2025年1月9日から15日にかけて段階的に行われます。

詳しくは、公式のヘルプセンターを参照してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。