Googleは、Google Meetの出席レポート機能に分科会(ブレイクアウトルーム)の出席情報を含めるとアップデートを発表しました。これまで大規模なミーティングやプレゼンテーション中に参加者の出席を追跡するのは大変な作業でしたが、今後は分科会での参加者情報も自動的にレポートに記録されるため、ミーティングの主催者が手動で出席管理をする必要がなくなります。
この新しい機能により、分科会を利用して小グループにメンバーを分けた場合でも、主催者は誰がどの分科会に参加し、どれだけの時間活動していたかを一覧できるようになり、より包括的なレポート作成が可能になります。
これは、研修やワークショップなどでグループディスカッションを頻繁に行う場合に特に有用です。管理者はGoogleのヘルプセンターから出席レポートについての情報を得ることができ、エンドユーザーにとっても管理者が機能を有効化した際には、出席レポートが自動的にミーティングの主催者へ送信されるため、特に新たな操作は必要ありません。
出席レポートはスプレッドシートの独自のタブにあり、分科会ごとの情報を確認できるようになっています。この更新は、2024年5月9日より段階的にロールアウトされる予定で、Google Workspaceのエッセンシャル、ビジネスプラス、エンタープライズスターター、エッセンシャル、スタンダード、プラス、教育プラス、教育学習アップグレードを利用しているユーザーが対象となります。
さらなる詳細については、参照元のGoogle Workspaceのヘルプセンターをご覧ください。