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Google Driveレポートの指標が改善!管理者の分析作業がより明確に

Googleは、Google DriveのAdmin Console AppsレポートとReports APIにおける指標をアップデートすることを発表しました。

これは、管理者がドメイン内のアクティビティのトレンドをより明確に把握し、分析を行うための改善です。

指標の時刻をPDTからPSTへ変更

これまで、指標レポートにおける日付は太平洋夏時間(PDT)を基準にしていましたが、これからは太平洋標準時(PST)にシフトします。

この変更により、時間帯による混乱が減少し、データの精密さが向上します。

チームドライブ間のファイル移動と共有ドライブ内のアイテム共有が指標に含まれるように

これまで、アイテムの移動と共有は、特定の状況では指標に含まれませんでしたが、これからはチームドライブ間でのファイル移動や、共有ドライブ内での直接的なアイテムの共有も指標に含まれるようになります。

管理者はこれにより、ファイル共有の実態をより明確に把握できるようになるでしょう。

埋め込まれたコンテンツを含むアイテムの共有は単一のアクションとしてカウント

埋め込まれたコンテンツを含むアイテムの共有が、これまでは2回としてカウントされていましたが、今回より単一のアクションとしてカウントされるようになります。

これにより、実際の共有アクションの回数がより正確な形でレポートされるようになります。

所有アイテムの追加・削除を算出する指標から、アクセス権限変更が含まれなくなる

ファイルへのアクセス能力に影響しないアクセス権限の変更活動は、所有アイテムの追加や削除に計算される指標から除外されます。

これにより、所有権の変更に関わらず、実質的なファイルの更新のみが数値に反映されることになります。これらの指標アップデートにより、Google Workspaceを利用する組織の管理者は、より詳細かつ明確なデータに基づいてアクティビティ分析を行うことができるようになります。

詳細はGoogle Workspaceのサポートページでご確認いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。