News

Gmailでハードウェアキーを使ったクライアント側暗号化機能が強化されました

Gmailでハードウェアキーを使ったクライアント側暗号化機能が強化されました

Gmailの新しい機能として、PIV/CACスマートカードなどのハードウェアキーを持つユーザーが、Gmailの設定内でデジタル署名および暗号化証明書を直接管理できるようになりました。

これまでは管理者がユーザーのために暗号化キーをアップロードする必要がありましたが、今回のアップデートによって、ユーザー自身が管理者の手を借りずにGmail内で自分のキーを設定できるようになりました。

この新機能により、Gmailユーザーは全く新しい方法でセキュリティを管理することが可能となります。クライアント側での暗号化により、メールの本文や添付ファイル内の機密データがGoogleのサーバーでは解読されないようになります。

ユーザーが暗号化キーとそのアクセス管理を自身でコントロールできるため、情報セキュリティの面で大きな安心を得ることができます。利用を開始するには、管理者はまずユーザーマシンにWorkspace Hardware Keysアプリケーションをインストールし、有効化する必要があります。

利用者自身は、ハードウェアキーを使った暗号化の詳細についてHelp Centerを確認することで、スムーズに新機能を使い始めることができます。

この機能は、Google Workspace Enterprise Plusのお客様でAssured ControlsとAssured Controls Plusを利用している場合にご利用いただけます。

迅速リリースとスケジュールリリースの両ドメインで既に提供が開始されていますので、ぜひ新しいセキュリティ体制をお試しください。詳しい情報は、参照元のGoogle Workspaceの公式ヘルプページをご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。