Googleは、Google WorkspaceにおけるFINRA(金融業界規制当局)遵守サポートを発表しました。これにより、金融サービス業における重要な監督、文書化、監視要件が満たされます。
Google DriveでのFINRA準拠アーカイブの作成
Google Driveでは、スーパーアドミンがGoogle WorkspaceのデータエクスポートツールとAODocsを使用して、Google Cloud Storage(GCS)にFINRA準拠のアーカイブを作成できるようになりました。
このアーカイブは、特定の組織ユニット、グループ、ユーザーからのデータを対象にし、Driveラベルでフィルタリングすることが可能です。この機能は、金融業界の企業が重要な文書を安全に管理・保存するのに役立ちます。
カレンダーでの第三者アーカイブの有効化
Googleカレンダーでは、スーパーアドミンや第三者アーカイブ権限を持つ管理者が、組織ユニットやグループレベルで第三者アーカイブを有効にできます。
指定されたメールアドレスにカレンダーのアーカイブを送信することが可能です。これにより、監視対象のユーザーによるすべてのイベントやその更新がキャプチャされ、適切にアーカイブされます。
これにより、金融サービス業における記録保持基準を満たす電子通信の保存が叶います。このような機能改善により、Google Workspaceはグローバル規模で金融サービス業の顧客に、規制に準じた通信ソリューションと先進的な生産性ツールを提供することを目指しています。
詳しくは参照元サイトにてご確認ください。

