Googleが、オンライン会議ツールGoogle Meetにビデオタイルのペアリング機能を追加したと発表しました。この新機能により、自身のビデオタイルと他の参加者のタイルをペアリングさせることが可能になります。
ペアリングを実行すれば、他の会議参加者は自分とペアリングした参加者のタイルを一緒に表示される形で見ることができます。ペアリングしたパートナーが話している間は、タイルの枠に青色が表示されます。
また、ペアリング情報は会議のキャプションでも示されます。この新機能は、言語や手話の通訳者が会議に参加している場合、彼らの存在をより際立たせるという形で、会議のアクセシビリティを向上させることが可能になります。
例えば、聴覚障害のある人が参加する会議において、手話通訳者とのビデオタイルをペアリングすることで、通訳者の動きを見逃さずに会議に参加することができます。
また、一緒にプレゼンテーションを行う2人組のスピーカーや共同プレゼンターとして出演する人々をペアリングすることで、よりダイナミックなプレゼンテーションを実現することも可能になります。
現段階では、タイルのペアリングは会議の録画には反映されず、またブレイクアウトルームでも使用することはできません。しかし、このような利用シーンを見ると、この新機能がより有効活用されることによって、会議がよりアクセシブルで平等なものになる可能性を秘めています。
詳しくはリンク元サイトをご覧ください。
参照元サイト：Pair your video tile in Google Meet to improve accessibility for users with language interpreters
